「Floating Sweets World」のこと

冬コミでは多くの方々にCDを手にとって頂き、本当に有難うございました。
委託でご注文頂いた方々にも、順次お届けできることになるのかなと思います。

アルバム1枚、丸々こんなにオシャレで可愛い曲を歌えるのは、わたしにとっても幸せな時間でした。
全部で11曲とプリムよりも曲数が多いので、
わたしのボーカルオンリーのCDの中では最多の楽曲数となっています。

ぺのれりさんの活動の区切りとなるCDにお力添えが出来たこと、
我々にしか作れないアルバムとして世に送り出せたこと、
たくさんの方に手にとっていただけていること、本当に嬉しく思っています。

前回も書きましたが、お気に入りの曲を見つけてもらえたら嬉しいです。
それぞれの曲について、録音してたときのこととか、好きなところとか書き残しておこうと思います。
CDを聴きながらご覧いただいて、歌詞カードをのんびり読み返してもらえたら嬉しいですね。

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01 ふわり
短い導入があると「特別な1枚」って感じがしませんか?
ボーカルが何人もいるようなコンピCDではなかなか見かけないので
ソロだからこそ収録できる曲なんじゃないかと思っています。

試聴にはないので、ちょっと驚いたかな?
オルゴールを回して鳴り出したような雰囲気が気に入っています。


02 フローティングガール
アルバム新曲の中で、最初に収録した曲になります。
一番にこんなにキラキラした楽曲をいただいたら、
こういう系統のアルバムになるのか、頑張るぞ!
と気合が入って、とても嬉しかったです。

他の楽曲にも共通しているのですが、とにかくハモリとコーラスが重厚です。
録音用のオケもきちんと出来ていて、
さらにぺのれりさんがきちんと仮歌をつけてくださっているので
完成像をイメージしてそこに近づけながら収録していけるのが本当に有難かったです。

最初は慣れなかったので、メインよりもハモリやコーラスを録る時間の方が長かったかも。
コーラスは完全にぺのれりさんの発音が頼りだったので、
自分の中では歌のお手本の先生のような感覚になっています。


03 夜明けのプレリュード
正統派のバンド系アニソン、という感じ。THE 今時。
高校生が主役の清純さわやかアニメの主題歌のようなイメージです。
ガールズロックというのでしょうか、そんなサウンドですよね。

わたしは、記憶にも履歴にも動画的にも、こういう正統派な曲をやったことが一切ないんですよ。
まさに「新しいワタシ!デビュー!」でした。
カラオケではこういう曲ばかり喜んで1人で喜んで歌ってるんですけどね。

かっこよく聞かせたかったんですが、どうでしょうか。
いつもの声に慣れている方には違和感があるかもしれません。わたしもです。

余談ですが、録り終わった直後に、夏のポヤッチオさんでの曲を歌いました。
ちょっとだけ声とか勢いとかが似てるはず!


04 気持ちに色をつけたなら
声をどんな雰囲気にするか、結構考えた曲です。
もっと大人っぽくした方がいいかなとか、
歌詞の感じから、もっとツンデレっぽさを出すよう工夫してみようかなとか、
色々悩んでみたりもしました。特にサビ。

結構悩んで、気晴らしに別の曲の録音をして、もう一度この曲に戻ってきたら、
声色は変えなくてもいいのでは!?とお告げが降ってきまして、
軽やかで可愛い感じに仕上がったなと思っています。


05 素直になんかなれないし
わたし音楽のジャンル分けがあまりよくわからないんですが、
R&Bってこういう感じなのかな?間違えてたらごめんなさい。
いつもの可愛いオシャレとはまた系統が違ってて、
とってもJ-Popっぽいなと、歌いながらドキドキしていました。

曲のジャンル的には、新しい世界を引き出してもらってるんだけど、
それでも歌い方は特に戸惑うこともなくって、
いつもの感じに、わたしらしく歌えたかなと思ってます。
今回気に入ってる曲のひとつです。


06 なみだのワルツ
冒頭「ふわり」のメロと同じですね。閑話休題的な位置になります。
一番最後に録音したのがこの曲だったので、
これが終わったら全部終わっちゃうのか・・・と寂しかったですね。
リズミカルに、声はあまりハキハキさせずに空気感を出したいなと思いながら歌っています。


07 Strawberry♡Jamming
クリスマスにフル試聴が上がっていた曲です。

レギュレーションに「とびっきり可愛く」とたくさん書いてありました。
3回ぐらい「とびっきり」「可愛く」って目に飛び込んできたはず。
なんと、可愛く。可愛くとはなんだ。
可愛くするにはどうしたらいいんだ、と散々悩んだ曲でありました。

そういうときは、この曲調的に得意な友人ならどんな風に歌うのかなぁ、
と脳内でシミュレーションをすることが多いです。
可愛くしようと意識すると、声に幼さが増していく気がします。

cuteタイプの可愛いがたくさん詰まっているCDだと思うのですが、
この曲だけはprettyと言っていいと思います。ピンクっぽい曲。

全力でカワイイ!!!を突き進んでいく元気な中学生女子が、
Bメロではちょっぴり沈んだりとか、百面相しているイメージです。


トラック8から11まで、わたしは「ガナッシュシリーズ」と勝手に呼んでいるのですが
ストーリー的は全部繋がっていると伺っています。

これを書いている時点では、ぺのれりさんがどのぐらい曲の設定を公開されるのか
全くわかっていない状態で、どこまで書いたものか迷うのですが、
ガナッシュは失恋がテーマになっている楽曲です。

恋煩いのキャラメリゼ、
別れのセンチメンタル・ガナッシュ、
想い出のDolce、
前向きのモンタージュ、という感じでしょうか。


08 キャラメリゼ
ガナッシュの奥の設定を知っていると、
ふわふわした恋煩いの「キャラメリゼ」からあのガナッシュにいってしまうのか、
というのが切なくて仕方ないです。
恋愛系の曲がたくさんあるアルバムではありますが、
恋してる!という気持ちが一番詰まった曲になってるんじゃないかな。


09 センチメンタル・ガナッシュ
中央食堂さんのアルバム「魔女だって夢を見る」の中で
初めてぺのれりさんとご一緒させていただいた曲です。
ここからこのアルバムが生まれました。

前回のブログでたくさん書き綴りましたが、切ない失恋の曲です。
聞き流していたらわからないかもしれませんね。


10 Dolce
うまく言えないんだけど、全ての失恋した人に聴いてほしい曲。

サビ頭の『あなたを好きになって良かった』って歌詞は、
感情を一部分だけ切り取ったら、誰しも出て来る可能性がある言葉なんじゃないかなと思うんです。

あの時辛いことを我慢してたなとか、ひどい付き合いだったなとか、
そういう過去って、自分を俯瞰に見られるようになってやっと見えることであって。

当時好きだった人と一緒にいたときの自分は少なからず幸せではあったんだろうし、
むしろそれを乗り越えて、今の自分がいるんじゃないかと思うのね。

個人的には、そういうの全部、自分が成長するきっかけになったならいいんじゃない、
という考え方をしています。超ポジティブですね。

アルバムの中で、とにかく一番繊細で美しい曲だと思っています。


11 モンタージュ
失恋から気持ちを切り替えて、前に進もう!と
プリムでいう「ハッピーキューティータイム」と似た位置づけです。
しんみりした空気を全部飛ばすために、とにかく明るく明るく明るく!歌いました。

『こんな恋はもう仕上げ』っていう言葉の選び方、本当にずるいなと思っていて。
ここまでずるいって書いてなかったけど、こういうピンポイントなところで、
歌いながら、ぺのれりさんの歌詞上手だなずるいな、と感じることが何度もありました。

土日の予定がなくなったら、アニメを消化したりゲームをしたり眠っていれば、
怠け者のわたくしの出来上がりです。

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